キャパシティが少ないPにその衝撃は強すぎる

「記憶がない」ってまさしくこのことなんだなと静岡公演二日目で思った、そんな仙台公演一日目の話。

 

私P

・仙台公演時点では夏来のみ担当

・夏来と旬の関係性が好き

・涙腺ガバガバ

・LV参戦

・語彙はない

以上を踏まえたうえで読んでください。

 

 

 

 

 ♡Cupids!で癒されてのほほんとしていたときにその衝撃は訪れた。

当時唯一の担当、榊夏来のソロ「ナツゾラRecords」が始まったのである。

イントロクイズだったら一番最初にボタン押してる自信があるくらいには速攻で崩れ落ちたしもう泣いた。私Pの涙腺マジでガバガバなんだよ。

そっから先の記憶はほぼほぼ無い。引きのカメラでバックの総選挙SRカードの夏来とステージに立っている渡辺さんの姿が重なって榊夏来にしか見えなかったことと渡辺さんの横顔が非常に格好良かったことしか覚えていない。タイトルにも書いてるけど私Pはキャパが少ないんだ許してくれ。

その日Twitterで検索してて最後の「ずっとずっと一緒だよ」で横に(横に!)手を差し出すという振りがあったらしいのだが、このあとの曲が夏来の幼馴染である冬美旬の「Genuine feelings」で、ていうか冬美旬で、つまりその手は冬美旬に差し出されたものであって。

 

いや むり しんど

 

そもそも私の中で「ナツゾラRecords」の「ずっとずっと一緒だよ」はHigh×Jokerに向けられているものだと解釈しているのだが、振り的にどう考えてもあの日あの瞬間の「ずっとずっと一緒だよ」は冬美旬のみに向けられていたとしか思えなくて、いやもう無理だってほんとに。

しかも更に後日、ワケ生で渡辺さんが「実は最初一切振り付けが無かった」「さすがに全部アドリブは厳しいのでサビだけ考えてもらった」とおっしゃってて。えっじゃあもしかしてあの手を差し出す振りは本人によるアドリブの可能性がなきにしもあらず……?

 

うわ やば

 

初めてのソロステージをミスなく榊夏来として歌い上げ、完璧に冬美旬と永塚さんにバトンを渡した渡辺さんには感謝してもし足りない。素晴らしいステージをありがとうございます。あなたが榊夏来で本当に良かった。

 

当時は旬のソロに繋がるなんて思ってもいなかったのでただただ夏来のソロステージに感動して大号泣してる私だったが、事件は更に続く。

突然流れ始める「二人の旋律」(アニメで使われた旬のピアノと夏来のヴァイオリンのアンサンブルのイメージ曲)。大混乱しつつ旬のソロが来ると腹をくくった私Pの目の前に現れたのはグランドピアノを背にお辞儀している永塚さんだった。

その光景を理解するのにだいぶ時間がかかって、周りの拍手の音でようやく我に返った気がする。

長い長いお辞儀のあと、椅子に座り鍵盤に手を乗せる永塚さん。カメラが震える手を写し、画面越しでも十分に伝わる緊張感に祈るような気持ちで見ていた。

冬美旬のピアノの弾き語りによるソロステージでペンライトを振る人は異様に少なかった。全員がそのステージを見守るように見ていたと思うぐらいに空気が張りつめていて、終盤に向かえば向かうほどすすり泣きの声が増えていった。

本当に一瞬のようなステージだった。鍵盤から手を離し、椅子から立ち上がり、こちらを向いて深々とお辞儀する永塚さんに惜しみない拍手を送った。感謝の気持ちをありったけ込めて拍手した。

そして感動に浸ってる間もなく次の事件が起こる。

 

暗転する画面!現地勢の「えっ」「ヤバイ」の声!「いやいやこれよりヤバイもんなんてないだろ」って泣きながら思ってる私P!映し出されるステージ!それぞれの後ろにある楽器!こっちがそれを理解したとわかったかのようなタイミングで各々の楽器を持ち始めるHigh×Joker!思考停止する私P!白井さんの「ワン、ツー!」で始まるSunset☆Colors!

 

いや待って(ほんとに待ってほしい気持ちでいっぱいだった)

 

思考が追い付いてないけどとりあえずHigh×Jokerの中の人がそれぞれの担当しているキャラクターの担当楽器で演奏しているのは理解した。いや理解するので精一杯だった。

さっきとは一転して笑顔でショルダーキーボードで演奏する永塚さんに胸を締め付けられたとか、白井さんの真剣な表情が凄く格好いいとか、渡辺さんの立ち姿が榊夏来でしんどいとか、千葉さんが隼人のやんちゃギターを体現してて感動したとか、この全員が楽器を持ってるステージを一番近くで感じている野上さんも感動してるのかなとか、いろいろ思ったことはいっぱいあったんですが、メンバー紹介再現とかソロパートとかなんかもう凄すぎて思考停止。

終わるころには完全に魂が抜けてた。そのあとのMCパートで何喋ってたか覚えてない。唯一覚えているのは「まだまだ盛り上がれますよねー!」の問いかけに同じくハイジョ担当の友人Pが「いや無理でしょ」って答えたことぐらいです。

虎牙道に「倒れたやつらに同情するほど甘くない」って見放されたことにも気づかないぐらい放心してたし、ライブを楽しむ余裕を持ち返すのに3曲分かかったしで本当にしんどかった。3rdライブ初日現地で見た「Alice or Guilty」からの「BRAND NEW FIELD」の衝撃と感動は超えられないだろうなぁとか思ってたにも関わらずだよ。いやでもまさか本業とはかけ離れた楽器演奏を本当にするなんて夢にも思ってなかったので衝撃を通り越して放心しても仕方がない気がする。

 

そしてなんとかライブを楽しむ余裕を持ち返した私にトドメの一撃と言わんばかりに秋山隼人のソロステージ(ギター持ってる!!!!)をぶちかましてきた。完全に油断してました。

このステージのあと、あまりにも千葉さんの体現する隼人が格好良くて担当になりました。なんであんな格好いいのにモテないんだ……モテてないとか嘘だろ……と思いつつ、まあ高原行けば虫取りだしな……と何とも言えない気持ちになる私Pだった。

締めとして始まる「HIGH JUMP NO LIMIT」。永塚さんの「アイドルのHigh×Jokerも見たいですよねー!」という掛け声はこの先ずっと忘れません。そっか、バンド演奏だけじゃないから「元軽音部」なんだなと、ようやく担当の前職(?)の肩書に納得がいきました。ありがとう永塚さん。でもイベントで年1回はバンドイベやって欲しいです。

 

本当に衝撃的すぎる一日でした。帰宅してからフレンドとスプラトゥーンでリーグマッチしたんですけどそっちに思考リソースを割く余裕が全くなくて非常に申し訳ないくらい足引っ張ったのでみんなもライブ後の衝撃が収まらないうちに対人ゲームするのはやめようね!(?)

以上、夏来や旬のソロ時にハチャメチャに動揺しつつもペンライトの色はしっかり個人カラーに変えていたPの話でした。

 

(静岡二日目では自分でもびっくりするぐらい余裕をもってSunset☆Colorsを見れました。どれくらい余裕だったかというとベースソロパートでペンラ振るのをやめて全神経を耳と目に集中させられるぐらいです。)